前回はDIYでデッドニングを楽しむ その4 【バッフルボードに社外品スピーカー取り付け】でスピーカーを取り付けるバッフルボードに関して説明しました。
今回はドアパネルに貼られているビニルシートにベッタリついているブチルゴムの除去に関してです。
ブチルゴムとは?→合成ゴムの一種。イソブチレンと数%のイソプレンとの共重合体。イソプレン量が少い,きわめて不飽和度の小さいゴム質であるため,加硫しにくい。耐熱老化性,耐薬品性,耐候性などの環境抵抗性や電気特性も良好で,特に気体の透過性が小さいので,タイヤのインナーチューブや電気絶縁材に用いられる。
だそうです。べっとりべたべたのゴムと思ってもらえば判りやすいかも。
いつものようにすでに作業が終わってしまっているので写真が無いのですが
写真がなくてもわかる文章で紹介します。
まず用意するもの
①ブレーキクリーナあるいはブチル処理テープというものがエーモンから出ているようです。シール剥がしのような物でも可。ジッポーオイルでもよく除去できるので灯油でもいいかもしれませんが絶対火気厳禁です。くわえタバコで作業しようものなら愛車が炎上しかねません。
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エーモン ブチル処理テープ(楽天リンク)
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②プラスチックのヘラまたは割り箸など、固いけど車体に傷がつかない物。ドライバーだと確実に車体に傷がつくのでNGです。
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③ぼろ雑巾、ティッシュ。ブチルゴムが「尋常じゃないくらい」べとつくのでぼろ雑巾というか「要らないタオル」を準備しておきましょう。
④冬場はブチルゴムが固くなっているのでヒートガンやドライヤーなどでブチルゴムを温めてブチルゴムを柔らかくでしておくと除去作業が捗ると思います。ヒートガンを使える環境だといいですが、外部の駐車場を借りている場合は諦めます。私の場合外部の駐車場のためヒートガンを使えると色々と便利なんですが、、、、諦めてます。
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作業手順
① ビニールシートをゆっくりはがしていきます。この時できるだけビニールシート側にブチルゴムがついてくればラッキー。かなり粘りけがあることがわかると思います。
カローラフィールダーに着いていたビニールシートです。周囲の黒い物が
にっくきブチルゴムです。
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カローラフィールダーのビニールシートを取ると赤枠で囲った
ところにブチルゴムがべっとりついてます。
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②ドアにへばりついているブチルゴムにクリーナーをかけます。この際全体のブチルゴムに掛けておくと後々に除去しやすいと思いますが、揮発性のクリーナーは乾いてしまうので適度にかけながらの作業になると思います。
エーモン ブチル処理テープ(楽天リンク)、ブチル処理テープ(アマゾンリンク)だと
この除去作業時間が3分の1になるとか。私は使ったことがないので効果のほどはわかりませんが、ブチルゴム処理が短縮できるなら「もっと早く知っておきたかった~」
③クリーナーを掛けたところのブチルゴムをヘラで取ります。プラスチック制のヘラの先端の固さによってはなかなかブチルゴムが取れないかもしれません。オススメは割り箸の太い方の角を使って削り取っていく方法。
④除去したブチルゴムは要らないのでティッシュなどに擦り付けてヘラや割り箸をある程度綺麗にして、以下2~4を繰り返し行っていきます。
⑤最後にドアパネルに残ったブチルゴムをぼろ雑巾で綺麗に拭き取ります。ここで注意するのは
「どうせ後から制振シート(ダイナマット、レジェトレックス、鉛シートなど)を貼るからちょっとくらいブチルゴムが残ってもいいや」
と考えないように!
ブチルゴムが残った汚い状況で制振シートを貼るとシートが剥がれやすくなったり、シートとドアパネルの間に微妙な隙間(かなり厳密な隙間ですが)ができてしまい、せっかくのデッドニングが台無しです。ここは面倒くさがらずに徹底的にブチルゴムを除去してドアパネルをみがきあげてください。
さあ、ドアパネルが綺麗になりましたね?
綺麗にブチルゴムを取り切るとこのようになります
すでに何箇所かアルミテープを貼っている画像です
これはホンダストリーム
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次DIYでデッドニングを楽しむ DIYでデッドニング その6【制振シートを張る】ではいよいよ制振シートを貼っていきましょう!
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